Temporary Foundation

Temporary Foundationについて

Temporary Foundation

prison

Temporary Foundationとは仮設的に立ち上がる共同体を意味します。しかし、これは初めて使用された名称ではありません。1985年京都アンデパンダンでの「天女の裏庭」プロジェクト(林剛+中塚裕子)をサポートする目的で、美術評論家の中村敬治とgalerie 16の井上道子が基金財団Temporary Foundationを立ち上げました。今回はその名称を引き継ぎながらも、Temporary Foundationを「基金」という意味ではなく、私たちがよってたつ「国土が仮設」である事を意味しています。《法と星座:Turn Coat / Turn Court》という装置と向かいあうことで、過去の美術史的事件のいま・ここでの再評価ではなく、見知らぬ人たちを、どこでもない未知の時空へと迎え入れる祝福の作業になればと思います。

高橋悟 京都市立芸術大学美術学部教授

プロジェクトチーム編成
構想・設計・制作
高橋悟+倉智敬子+杉山雅之
企画検証
高橋悟+森村泰昌+河本信治
広報・ウェブ・印刷デザイン
人長果月+二瓶晃
プロジェクトサポート
水木塁・南大樹・姜基環・久門剛史
横浜トライアル
建畠晢・下條信輔・仲正昌樹・加治屋健司・河本信治・森村泰昌・Shing02
協力
株式会社 J.フロント建装、Vestax Japan ベスタクス株式会社、松野鉄工株式会社、 公立大学法人京都市立芸術大学芸術資源研究センター
助成
本研究はJSPS科研費 24320043「未完の記譜法」ならびに26284021「生存の技法」の助成を受けたものです。